おっさんのつぶやき

遊びと表現、ストレス発散のための自由帳

各地を転々として生きる

今年から関東で働いている。ようやく仕事、生活共に慣れてきた。なんだかんだで今が人生の中で最も充実しているかなぁ。

 

2016年に地元での職を辞め、そこからはいろんな場所に住み、働いてきた。地元での職の退社理由は「地方移住したいから」ということにしていたけど、今になって思えば、その仕事に疲れ果てていて、なんでもいいから辞めたかったという面もあったのではないかと感じる。もちろん、当時は当時で自分なりの強い思い、やりたいことがあってのその決断だったから、そのことも尊重したい。

 

過去の自分を見るとき、つい、批判的な目線だけで見てしまうけど、当時の自分をリスペクトすることも重要だと今この文を書いていて気付いた。後になってから批判するのはアンフェアである。

 

さて、実際にその地方移住は実行に移したが、1年も経たないうちに地元に戻ってきた。それ以来、また他の地方で働き、地元に戻り、長期間休み、また他の地方で働き、地元に戻り、休み…というようなことを繰り返している。これがたぶん4、5回目ぐらいの地元外での仕事になる。

 

最初の地方移住をきっかけに、すっかり各地を転々とする労働者になったが、このスタイルは自分には合っているのかもしれない。地元の職をずっと続けていたら、どうなっていたか分からない。今のスタイルだからこそ、元気でいられているような気がする。

 

今のところはこれで良かったと思えているが、地元の職を続けていたら得られたであろう同僚との深い絆や、生活の安定など、失っているものも相当にある。こういう生活を続けていたら、縁は途切れ途切れになってしまうし、足元は不安定になる。

 

それでも、まだしばらくは今と同じような生活を続けていくのかなぁと思っている。今いる場所には少し長く留まりたいと考えているが、果たしてどうなるのやら。